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病気をした事もなく、風邪すらめったにひく事のない超健康優良人間のワタシですが、 唯一、忘れた頃にやってくるカラダの異変があります。
脳貧血。
カンタンに言うと、小学校の頃朝礼とかでばたっ と倒れてしまう子がいたじゃないですか、 あの症状でございます。
不思議なのは、ワタシは幼少の頃にその兆候は一切なく、社会人になってから 数か月に1度くらいの頻度で朝の通勤電車内で見舞われるようになりました。
とはいえ、大概座席を確保するか途中下車をして対処するため、 いつも間一髪で「ばたっ」と倒れる事態はまぬがれています。
この症状が起こり始めてしばらくは、普通の貧血だと思い込んでおりました。
とある会社に勤めていた時、やっぱり朝会社に行く途中電車の中で 症状が勃発して遅刻したんですわ。
出社後、 かくかくしかじかこんな事になってしまって遅れましたです
と上司に説明したら、
あ、ソレ、脳貧血だね。
って言われました。
この上司、元お医者さんだったもので、 「脳貧血」と「貧血」はまったく違うものなんだよ、と教えてくれました。
なるほどー、脳貧血の「脳」は「NO」にひっかけてるんですね、 とはさすがのワタシも言えなかったけど、 その時初めて「脳貧血」という言葉と、 自分はあの朝礼で倒れる小学生のオトナバージョンなんだって事を知りました。
確かにね。 健康診断とかで血液検査したって貧血と診断された事なかったもの。
血液に異常はないんだよ、ただ脳の酸素が足りなくなってるだけ
その上司にそんな風に説明されたような記憶があります。
脳に酸素が足りない・・・・ なんだかとてつもなく大事なトコロにとてつもなく大事なモノが足りないわけですね。
とまぁ「ワタシは脳貧血持ち」という事を20代後半でようやく認識したのでありますが、 正直その実態はよくわからないまま今に至っております。
で、今朝、これまたひっさしぶりにやってきました、NO貧血が。
多分かれこれ3年ぶりくらいにキた。
いつものこうなる時思うのだけど、何が原因で起こるのか一切分からん。 たとえば寝不足とか疲れてるとか暑いとか寒いとか、 「こういう時によくなります」的な手掛かりがないんす。
だから、いつも不意討ち。
でも、脳貧血を起こす時は必ず次の条件が整っていますわ。
①時間は朝 ②場所は電車の中 ③立ってる状態 ④本を読んでる(下を向いてる)
毎回、「あ・・・来るか・・・?」というささやかな予兆を感じる瞬間があります。 その瞬間にすぐに対処すればいいんだけど、いつも「あれ?もしかして?」と コンディションを確認しているうちにあれよあれよという間に症状が悪化します。
症状悪化の流れは、まるでシナリオでもあるかのように毎回同じです。
①目の焦点がぼけてきて、本が読めなくなる ②酸素がりない!と感じ始める ③とにかく深呼吸をする、があまりうまくいかない ④ものすごいスピードで両手があり得ないくらい冷たくなる ⑤そうこうしているうちにおでこからやーな汗が出てくる ⑥全精力を振り絞って両手で吊皮をつかみ、倒れないように頑張る ⑦鏡に映る自分のまっちろな顔を見て更に顔面蒼白になる ⑧冷たくなった手からさらに血の気が引き、しびれてくる ⑧倒れたらどうしようという恐怖に襲われる ⑨このままここにしゃがみこむべきか、次の駅まで頑張れるか、頭の中はコレしかなくなる
今日は⑨の思考がぐるぐるしている間に、前に座ってたおじさんが降りてくれたので 半ば倒れこむように座席に座り、酔っ払いのようにぐだっとしたまま降車駅まで無事着きました。
駅に着いてからの歩行はふざけてるのか?っていうくらいの遅さで、 周囲の人からは出社拒否症のやる気ないダメOLに見えたに違いない。
ワタシの場合、座ると100%症状は落ち着く。 だから、とにかく車内か駅のベンチで座る ってのが処置法なのであります。
それにしてもどういう経緯でこういう事になるんかな。
実はワタシは低血圧らしいです。 キャラぢゃない、と言われますが、キャラを血圧の高低で決められても困ります。
でも寝起きが悪いとか、朝はけだるいとか、そういう「いかにも低血圧」的な症状は一切なく むしろ朝目を覚ました瞬間から正午レベルの動きが可能。ベッドの中でうだうだ、とかはないです。 (むしろ問題は「目を覚ます」事が困難だという事)
それでも、病院で血圧を計ると毎回平均値をはるかに下回る数値が出る。
どうやらこの低血圧ってのが脳貧血と深く関わってるらしいぞ。
今日だって電車に乗り込むまではむしろ普段より元気なくらいだったのに 突然あんな事になるという事は、「低血圧」の自覚症状があろうがなかろうが それが原因なのかしらね、やっぱり。
うーん。ってゆーか、じゃー今度は低血圧ってなんだ?って事になるわけで。
健康であるがゆえにあまりにも自分の体の事を知らな過ぎだ、と思おとります。
そしてそう思ったところでなかなか「低血圧とは?」とか「脳貧血とは?」とか 詳しく調べて解決策を探る・・・のはすこぶるめんどくさいゆえ、 またいつ来るか分からないあの突発的発作におびえつつ生きてゆくしかないような気がいたします。
案外、ワタシと同じようにひそかに朝の通勤電車の中で 「ばたっ」寸前で必死に闘ってる人、たくさんいるような気がした。 低血圧の人って結構いるもんね?
よく、「●号車で急病のお客様がいらっしゃる為、次の駅でしばらく停車します」とかあるぢゃん。 他人事じゃないね。今度電車を止めるのはワタシかも知れない。
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